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【本日の日誌】こどもがつくる、こどものまち

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子どもの参画、子どもの自治・・・こどものまち!

 

 

 こどものまち、って知っていますか?

子どもが市民権を得て、経済活動を行う、子どもだけの「まち遊び」です。

ルーツはドイツのミニミュンヘン(日本語)、Mini-München(ドイツ・公式)

日本では、千葉の佐倉のミニさくらをきっかけに広がっています。

 

○全国のこどものまちネットワーク → コチラ

 

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今日は、今年で開催2回目となるミニヨコハマシティに行ってきました。

会場は住宅展示場。

住宅展示場自体が小さな架空の街のような場所。

そこが、3日間だけ、こどものまち、となるわけです。

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訪れる大人の視察者は多かれど、市民権はもらえません。

就労も起業もできず、参政権もありません。

そんな大人な私は、まずは主催者の説明会から参加。

 

最後にはツアーがついており、

ツアーのあとは30分だけ自由にまちに入ることが許されました!

 

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住宅展示場のホールがメイン会場。

入り口もハローワークもごったがえしています。

子どもたちは、ハローワークで仕事を得ますが、

5歳ぐらいの男の子にインタビュー。

 

これ、何の列ですか? 「ハローワークだよ」

ハローワークって何ですか? 「は?仕事をもらうんだよ」

働くんですか? 「そーだよ。そのためにならんでんだよ」

 

すっ、すごい。

ハローワークを理解している・・・

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ツアーのコンダクターは、市長さん。

街の地図を見ながら、あの店、この店、をまわります。

活気づくまちに、目を丸くして、動きがにぶくなる大人視察者を

キビキビと誘導してくれました。

 

 すっ、すごい。

お世話になりました・・・

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ここでは、子ども=市民、です。

このまちを直接的に作る構成要員です。

 

だから、ここで働くということは、イコール、このまちを作る、ということ。

単なるお店屋さんゴッコの枠を超えている。

だから、働く子どもは、みな真剣そのもの。

 

アップルコンピューターを駆使して放送局を動かし、

ごったがえすまちを滑らすようにベロタクシーを運転し、

てやんでぃ!と棟梁自ら、まちのために椅子を作って納品する。

 

保育園で遊ぶ幼児は、遊ぶことが仕事であり、

保育士と同様に、どちらも「働く」姿として、存在している。

市長さんの説明も、「ここ(保育園)では、幼児の方が働いています。

保育者の方も・・・働いています」 と、なるわけだ。

  

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高校生のネイルは、私も施術してしてほしいぐらい本格的だし、

子ども同士で事が進むことのすばらしさは、どのブースからも見てとれた。

 

 

働くことで、誰かのためになり、誰かの憧れになる。

そして、まちと関われる。

  

 キッザニアやお店屋さんゴッコとは違う点だ。

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自分で決めて、自分でやってみることを、楽しむ。

これも、こどものまち、だから。

 

職業をアレコレ変えていいことは、一律時給制の賃金が保障される。

年齢や能力には応じない。

今しがた、ベロタクシーで「がんばります!」と言ってた子が

ちがう職業についていても、問題ない。

  

もちろん、稼いだお金の使い道も、いつ使うかも、自分で決められる。

漫画喫茶はずっと子どもがいっぱいだったし、

幼児の付き添いの大人にも、視察者にも、バッテンマスクが配られる。

 

 大人が不用意にくちを出さないように。

 

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主催者は、地域のまちづくりメンバーだが、

会場のハウススクエアのスタッフさんらも、協力していた。

 

こどものまちを温かく見守り、慣れない質問に答えたり!していた。

  

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ちなみに、30分制限入場は、ツアー後、名前シールの下に

警察の方(もち、子ども)が書いてくれる。

30分経つと、「あのー、もう時間ですので~」と言われる。

大人は「あぁ、気づきませんでした。すみません!」と謝る。

立場逆転の象徴的な光景だったと思う。

 

 写真は、ツアーで質問攻めにあっている市長。

視察には、ほかの自治体でのこどものまちの主催者もいて、

その質問に丁寧に受け答えする新高校2年生・・・。

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中田横浜市長にも挨拶に行ったそうだ・・・

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そうそう、市長室にも通してもらいました。

名刺交換もさせてもらいました。はい。

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市長は、その年のこどものまちの最終日に決まります。

そして次のこどものまちまでの期間、働きます。

3月31日の最終日に再選を果たした市長は、

来年のこどものまちに向けて、もう子ども会議をはじめたそう。

 

夏には本場、ミニミュンヘンに行って、初めて行われる世界大会でスピーチ予定。

 

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そんなミニヨコハマシティを支える仕掛け人が、このおふたり。

いつもチャーミングな岩室さん。お洋服がすてき!

スーパーブレイン!杉山さん。うちの区職員にもほしー。

 

 

ミニヨコハマシティで感じたのは、本物、ということ。

子どもたちの手先は不器用だし、大人と同じ形を選ぼうとはしなかったけど、

本物を知っていた、という感じがした。

 

 準備に相当時間をかけて、丁寧に本物を見せてきた成果なんだろうな。

私が主役。私のまち。

そんな風に働く姿をたくさん目にしました。

あ、ひとつだけ。

弁護士、っていうお仕事があるといいのになー。

警察ではなく、弁護士。あ、インフォメーションセンターでもいいかも。

市役所の相談窓口開設でもいいかなー。

 

困っている子、なじめない子、トラブルが起きてる子。

そんな子を助ける仕事があったら、いいのに!

 

高校生や市長さんに聞く、というのもあるだろうけど、

聞けない子はずっと聞けないままだろうし、

できる子に頼るより、仕事として存在していたら、構造的になっていくものね。

   

   

ミニヨコハマシティでは継続してイベントなどを行うそうです。

またここでのお知らせしますねー!!

 

 

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