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【CRC NEWS】初日に20か国が署名

Gogocrc03_2国連子どもの権利条約第3議定書(通報制度)は、2012年2月28日、ジュネーブ時間13時~署名式典が執り行われ、20の国が最初の署名国となりました。

「国連子どもの権利条約NGOグループ」 「CRIN」 「子どもへの暴力防止に関するSRSG」 のステートメントが出ましたので、ご報告します。

※残念ながら、日本は批准が果たされませんでした

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◆署名式典にて、世界の20か国が、新議定書に署名!

本日、2012年2月28日、世界20か国(オーストリア、ベルギー、チリ、コスタリカ、フィンランド、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、モルジブ、マリ、モンテネグロ、モロッコ、ペルー、ポルトガル、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、ウルグアイ)が、新議定書の最初の署名を行い、子どもの権利を守ることに対する強いリーダーシップと政治的コミットメントを実証しました。

署名式典では、ドラホスラフ・ステファニック前作業部会議長とジーン・ツェルマータン国連子どもの権利委員会委員長からスピーチをいただき、私たち「国連子どもの権利条約NGOグループ(NGO Group for the CRC)」のこれまでの活動に対し、具体的な賛辞をいただきました。

国連子どもの権利条約NGOグループ代表のリサ・メイヤー氏は、本議定書のキャンペーンを行ってきた諸NGOに代わって、署名式典で発言を行いました。

国連子どもの権利条約NGOグループは、パートナーである国際法律家委員会およびアジア子どもの権利連盟とともに、英語、フランス語、スペイン語、アラビア語、そしてイタリア語のプレスリリースを発行しました。

式典では、通報制度に関する選択議定書の署名と批准が開放されます。その時点より、子どもの権利条約およびOPSC(子どもの売買、子ども買春及び子どもポルノに関する子どもの権利に関する条約の選択議定書)またはOPAC(武力紛争における子どもの関与に関する子どもの権利に関する条約の選択議定書)を批准している締約国は、3番目の本選択議定書に署名または批准することができます。10か国の批准を得て、発効に入ります。

 

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【ニュースリリース】20か国が新議定書に署名

署名国は?
下記の締約国が議定書に署名を行いました。
スロバキア、スロベニア、コスタリカ、ポルトガル、セルビア、ウルグアイ、ブラジル、チリ、ドイツ、モロッコ、モンテネグロ、スペイン、オーストリア、ベルギー、フィンランド、イタリア、ルクセンブルグ、モルジブ、マリ、ペルー。
あなたの国を批准へと導く方法は、右記のリンクをご覧ください。 コチラ

まだ完全とはいえないものの、われわれは到達した
スロバキアのドラホスラフ・ステファニック作業部会議長は「この選択議定書単体では、われわれの期待を完全に満たすものではありません。しかしながら、私たちは巨大な偉業を達成しました。」と話しました。さらに通報制度について、既存の2つの選択議定書も含めて、「われわれの交渉の最高の成果です。」と述べました。
ステファニック氏は、NGOグループに対して敬意を表し、また締約国に対しては、効力を生じさせるためにも、本通報制度の一刻も早い批准を呼びかけました。

子どもは権利の保有者である
ジーン・ツェルマータン国連子どもの権利委員会委員長は、ビデオレターで挨拶をしました。ツェルマータン氏は、新議定書によって子どもは権利の保有者であると示され、通報を受ける中で発生する国連子どもの権利委員会の新しい役割の重要性が強調されたと述べました。

始まったばかり
子どもの権利条約NGOグループのリサ・メイヤー氏は、NGO諸団体に代わって、この新しい議定書の重要性を歓迎し、この制度が「締約国による子どもへの約束の強いシグナル」を示し、「権利としての意味は、利用可能な国際的な救済措置である」としました。

メイヤー氏は、たくさんの締約国がまだ指示を示していなかった初期段階から、リーダーシップを取ってきたソロバキアを賞賛しました。また彼女は、世界中の子どもの権利に関する諸団体が、本制度の実現に向けてなされた努力に賛辞を送りました。

最後にメイヤー氏は、本選択議定書に署名を行うと表明した締約国に対して、感謝の意を表した上で、いまはまだ始まったばかりの段階にあり、迅速な批准を締約国に呼びかけました。

今後の予定
本選択議定書のこれから批准においては、手続の拠点をNYに移されます。批准のプロセスが、本日、開放されました。

さらに詳しい情報
新しい選択議定書について、または、キャンペーンのこれまでの過程や子どもへの影響などは、右記リンクをご覧ください。 コチラ

 

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国連子どもの権利条約第3議定書の署名式典における強い政治的なサポートを歓迎します 本日ジュネーブで執り行われた、国連子どもの権利条約に第3議定書として付帯された通報制度の署名式典に際し、マルタSRSG(国連事務総長特別代表)は、強い政治的なサポートを歓迎します。

この新しい議定書は、子どもたちに、国連子どもの権利委員会に申立てを行うことを可能にさせます。 20の締約国が本議定書に署名を行いました。署名国は、オーストリア、ベルギー、ブラジル、チリ、コスタリカ、フィンランド、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、モルジブ、マリ、モンテネグロ、モロッコ、ペルー、ポルトガル、セルビア、スロバキア、スロベニア、そしてウルグアイです。

「この新しい議定書によって推進される、子どもの権利に対する効果的な安全措置を講じる一貫にあり、重要な意味を持つ締約国数によって執り行われた署名式典は、とても頼もしいスタートとなった。」とマルタ氏は述べました。

2011年12月19日の国連総会において選択議定書が採択されて以降、地域グループからの有意義な支援を集めている。国連諸機関や市民社会、そしてごく最近では、フランコフォニー国際機関のアブドゥ・ディウフ事務総長からもいただいています。

マルタSRSGは、この第3議定書を可能な限り迅速に発効をめざし、国際的なアドボカシーを継続させていきます。

(翻訳:青木沙織) ※原文を見るには画像をクリックください。元サイトに飛びます。

 

 

なお、日本からは森田明彦さんが式典会場にかけつけ、昨年8月に宮城県の私立高校の子どもたちと行ったワークショップの映像を上映したそうです。

詳細はリンクをご覧ください。 コチラ →  国連子どもの権利委員会に通報(申し立て)できる制度を作ろう!キャンペーン

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※2/28の式典会場の様子。森田明彦さんの報告より転載
 

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