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【1/10】東京都「子供の声等に関する規制の見直し」について意見提出

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「子供の声等に関する規制の見直し」について、江戸川子どもおんぶずとしての提言を下記のようにまとめ、東京都環境局に提出しました。


江戸川子どもおんぶず 提 言

≪意見1≫
2頁/10行目 
児童福祉法、ならびに子ども・子育て支援法に加え、「子ども・若者育成支援推進法」(平成21年法律第71号)を紹介する。 
意見の理由 日本における子どもの育成の根幹を支える「児童福祉法」とともに、近年に制定された法律として「子ども・子育て支援法」が紹介されています。本規制見直しに対し、上記2法を基盤にしていくことに大きく賛成します。
これに加えて、児童の育成に対し、地域が連携して携わっていくことを趣旨とした「子ども・若者育成支援推進法」(平成21年法律第71号)を紹介することが望ましいと考えます。特に、子ども・若者育成支援推進法第2条5項には「五  子ども・若者の発達段階、生活環境、特性その他の状況に応じてその健やかな成長が図られるよう、良好な社会環境(教育、医療及び雇用に係る環境を含む。以下同じ。)の整備その他必要な配慮を行うこと。」とあり、併記することによって本規制の見直しのより一層の推進に寄与すると考えます。

≪意見2≫
2頁/19行目
音 → 著しい騒音
意見の理由
騒音の度合を加えることによって、単に音の大きさではなく、健康や生活環境に多大な影響があるものを示すべきと考えます。
※以下、「騒音」ならびに「障害」「被害」についても同様になります。
 
≪意見3≫
2頁/20行目
騒音 → 著しい騒音
意見の理由
意見2におなじ

≪意見4≫
2頁/21行目
真に必要な措置 → 状況に応じて必要な措置 または 必要な措置 ないしは 必要不可欠な措置
意見の理由
「真に」の意味と内容について見極めは困難であると思われます。本規制見直しの趣旨から考えて、別の言葉を使って「必要」を補うことがふさわしいと思われます。

≪意見5≫
2頁/24行目
子供の健やかな成長・育成という社会共通の利益と
→ 子供の健やかな成長・育成という子供の権利及びそれを保障した際に得られる社会共通の利益と
意見の理由
本規制見直しにあたって、「子供の健やかな成長・育成への配慮の必要性」(1頁)で、まずは子どもの成長・育成にとって大切であることを謳っており、「見直しの基本的考え方」にあたっても同様に、子ども自身に成長・育成する権利があることを書き示した上で、子どもの人権と、社会の利益と、被害者の申し出との3つのバランスを都が図ることを書く必要があると考えます。

≪意見6≫
2頁/25行目
騒音被害者の快適な生活環境を追及する権利とのバランス
 → 騒音被害者が著しい支障の改善を求める申し出とのバランス
意見の理由
都がバランスを図る対象としては、実際の被害者の救済であるわけなので、その旨をはっきり書き示す必要があると考えます。

≪意見7≫
3頁/8行目
心身の発達において重要であるとされている。 → 心身の発達において重要である。
意見の理由
この箇所だけ「されている」になっているので、トルツメ。

≪意見8≫
3頁/15行目
小学校低学年 → 小学1年生 または、18行目:小学校就学前 → 小学校低学年
意見の理由
小学校低学年は、小学1・2年生または小学1~3年生を含んで示す言葉であり、15行目からのパラグラフと18行目からのパラグラフで指す子どもの年齢が異なることにより、空白の時期が含まれ、時期のずれが見て取れる。子どもの発達に適わないことから、言葉の調整が必要だと考えます。

≪意見9≫
3頁/21行目
特例についての記載を加える
意見の理由
[適用除外とする子供の年齢]にあたっては、どこかで年齢を区切って書き示すことが、本規制の見直しに際して必要であることは理解できますが、ただし、特例についての記載が必要だと考えます。子どもの発達は個人差が大きく、年齢だけで区切ることは、本規制見直しの趣旨・配慮の必要性と背反します。
障害のある子どもを含め、発達段階の過程にある子どもへの配慮を示す言葉を付け足し、社会に対し、子どもの健やかな成長・育成へのより一層の理解を訴えていただきたいと思います。

≪意見10≫
3頁/24行目
遊具(ボール等)や音響機器等 → 遊具(ボール等)や遊び道具または音響機器等
意見の理由
遊具等に含まれると思われますが、列挙することで子どもの遊びの範疇をより具体的に示すことができるように考えます。

≪意見11≫
4頁/11行目
プレイパーク、運動施設等 → プレイパーク、子育てひろば、運動施設等
意見の理由
特に乳幼児に対する配慮の必要性を謳う本規制見直しにあたっては、乳幼児の心身の発達を助ける場所の具体例をひとつでも書き示すことが重要だと考えます。

≪意見12≫
4頁/18行目
生活環境に障害 → 著しい障害
意見の理由
意見2におなじ

≪意見13≫
4頁/19行目
及ぼすおそれのある程度を超えているか否か → 及ぼしているか否か
意見の理由
実被害についての検討と救済を都が図ることが本規制の見直しの趣旨だと思いますので、文章の調整が必要だと思われます。

≪意見14≫
4頁/24行目
単に音の大きさだけによるのではなく、音の種類や発生頻度
 → 単に音の大きさだけによるのではなく、子どもの健やかな成長・育成に照らしつつ、音の種類や発生頻度
意見の理由
子どもの成長・育成への配慮の必要性を訴えるうえでは、音そのものの状態や近隣との関係の前に、まずは子どもの成長・育成での必要性と比較して検討することを書き示すことが、ここでも必要になると思います。

≪意見15≫
5頁/1行目
生活環境に支障 → 生活環境に著しい支障
意見の理由
意見2におなじ

≪意見16≫
5頁/3行目
必要な限度において、必要な措置をとることを
 → 必要な限度において、東京都が必要な措置をとることを
意見の理由
措置をとる主体が書かれていません。

その他
私たち江戸川子どもおんぶずは、国連で定められ、日本が批准する「子どもの権利条約」を地域に広め、子どもの権利の推進と養護を行う団体です(2001年12月設立)。子どもの権利条約の視点から、本規制の見直しを俯瞰すると、子どもの成長・育成にとてもよい方向に進んでいると思われ、東京都による今回の動きを全面的に支持します。「意見5」でも書きましたが、子どもの健やかな成長・育成というのは、子どもの人権の保障の実現であるとともに、私たち社会全体の共通の利益に到達するものです。本規制の見直しをぜひ履行いただき、子どもの声がはずむ豊かな東京につながることを強く願っています。
その上で、本規制の見直しの趣旨に照らし、上記16点の意見を提出いたします。とくに、「意見6」(申し出)、「意見9」(発達過程にある子どもへの配慮)、「意見13」(実被害)については、子どものより健やかな成長・育成をめざすうえで不可欠な事項です。どうかご検討いただきますよう何卒よろしくお願いいたします。
 
以上
 
 

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